こういう話を耳にする機会もありますが、誰がそんなことを決めたのでしょうか。
“Sorry”や”apologize”を使うことにより、”誤ちを認めた”という意味で、裁判の証拠に使われるかもしれないため、自分のミスを簡単に認めないほうが良いとよく言われますし、それはそうかもしれません。
しかし、我々の世界、つまりビジネス上では、ほとんどの場合、「謝った/謝らない」のせいで裁判沙汰にはなりませんよね。
ですから、「納期に間に合わない」、「相手に迷惑をかけた」、「面倒なことを頼む」といった際には、相手に対して申し訳なく思う気持ちを伝えることは普通の礼儀です。こうした場合に、適切に謝らなければ、逆に失礼にあたるでしょう。相手とのサスティナブルな協力関係を継続するためにも、相手への配慮は不可欠です。
1)相手に迷惑をかける/かけたことへの後悔や申し訳ない気持ちを示す
Example:
Very sorry to cause you trouble.(ご面倒をおかけして大変申し訳ない。)
My apologies for the inconvenience our delay will cause you.
(当方の遅れによりご不便をおかけして申し訳ありません。)
2)相手にとって好ましくないことをするのは気が進まない気持ちを示す
Example:
I’m sorry that we will have to increase the price.
(心苦しいのですが、値上げしなくてはなりません。)
3)相手がしたくない(かもしれない)ことを頼むことに躊躇する気持ちを示す
Example:
I regret (that) we have to ask you to send it by Friday.
(金曜までの送付をお願いしなくてならないことを申し訳なく思います。)
4)相手の(難しい)状況に理解を示す
Example:
I’m sorry to make this request when you are so busy.
(お忙しいときに、(この依頼をして)すみません。)