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【断る/反対する】

Q. キャンセルの仕方、断りの方法を教えてください。

質問内容「会議への出席をキャンセルする際、"I would like to cancel my application to join the ABC Conference."と書きましたが、それでよかったのでしょうか?」

"I would like to . . .(~したい)"は、謙虚で丁寧な表現ですが、「あなたがしたいこと」を伝える積極的な表現なので、普通、相手の了承を得たいときなどに使います。
       I would like to visit your office on Friday, if you don't mind.

しかし、「あなたが提案すること」が相手をがっかりさせてしまうとき、つまり今回のケースのような場合には、やむを得ない状況のせいで残念な決断をせざるを得ないという「遺憾」の気持ちを添えると、より丁寧で上品な断り文となります。
       I'm sorry to say that I have to cancel my application to join the conference.

例えば、相手が大学時代の教授であるなどの恩義を感じる場合には、キャンセルしなければならない理由を付記するほうが良いでしょう。
       I'm very sorry to say that because of an unavoidable schedule conflict, I have to cancel my application to join the conference.

問い合わせや依頼を断る際には、"would like to"は避けなければなりません。
       I would like to refuse your inquiry regarding modifying the XY-123.

この表現は、相手の依頼を断るだけでなく、喜んで断っているように思われてしまいますので、その代わりに、以下のような丁寧な断りの表現パターンを使ってください。
       I regret that we are unable to accept ABC's proposal for a modified XY-123.        

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